こんにちは!
とうとうハロウィンが来週に迫ってきました。キッズルームも少しずつ模様替えが進んでいます。
そして、江古田の杜でもハロウィン・コンサートがあります!
それに先立ってランタン作りのイベントも予定していますが、こちらはご好評につき定員に達したため、参加のご応募を締め切らせていただきました。
ありがとうございました!
さて、ハロウィンの由来に関するプチ情報、今日はそのランタンに関するお話をしようと思います。
ジャック・オー・ランタンと呼ばれるハロウィンのかぼちゃ、これはある言い伝えが起源となっています。
昔、ジャックというずる賢い男がいました。どうずる賢いかというと、死の世界から魂を取りに来たという悪魔でさえ、あの手この手を使って騙してしまうのです。あるときは酒場で「魂をあげるから酒代を払ってくれ」と頼み、お金に化けた悪魔を財布に入れて閉じ込めてしまう。そしてあと 10 年の間は魂を取らないよう悪魔と約束させます。
そして 10 年後再び現れた悪魔に、今度は「死ぬ前にりんごをひとつ食べたいから取ってくれないか」と頼み、悪魔がりんごの木に登った瞬間に十字架を貼り付け身動きできなくさせてしまいました。そうして「もうお前の魂は取らない」との約束を取り付けたのでした。
しかし、そんなジャックにも死ぬ時が訪れます。
それまでの行いから、とてもじゃないけど天国には行けず、地獄の入り口まで来たジャックですが、そこで例の悪魔が現れます。「お前の魂は取れないから、こっちには来れないよ」と。
悪魔から灯をもらったジャックは天国にも地獄にも、生きている人間の世界にも行けず、暗闇をさまようことになります。灯は道端に落ちていた白かぶをくり抜いてその中に入れ、ランタンにしました。
そうしてジャックは、今もランタンを手にあの世とこの世との間を行ったり来たりしている、というお話です。
これがジャック・オー・ランタンにまつわる話ですが、「あれ? かぼちゃじゃないの?」と思いますよね。
実はランタンがかぼちゃになったのは、19 世紀のこと。この時期、アイルランドからアメリカに多くの人が移住します。そのときにハロウィンの習慣もアメリカに伝わります。
もともとランタンは白かぶで作っていたのですが、アメリカではかぼちゃのほうが生産量が多く、それでランタンもかぼちゃで作るようになって現在にいたるのでした。
いろいろ言われや歴史があるんですね~。
そして、江古田の杜では、かぶでもかぼちゃでもなく、牛乳パックでランタンを作ります!
egotamorinoie.hatenablog.com
もし使い終わったあとのパックがあったら、ぜひキッズルームにお持ちください~。